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2018年度卒業式開催される(答辞全文)

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10月17日、秋が深まりつつある中、2018年度の通信教育卒業式が 本願寺聞法会館において行われました。今年度は397名の方がご卒業を迎えられ、 うち 約100名の方が卒業式に出席されました。

讃仏偈のおつとめの後、北塔光昇学院長より各課代表者へ卒業証書の授与並びに式辞、山下義円(やましたぎえん)本願寺派総務のご祝辞、引き続き、川添泰信先生、重本英明同窓会長のご祝辞がありました。次に卒業生代表として、花岡光恵(はなおかみつえ)さん(専修課程)が答辞を述べられました。(下にその全文掲載)

最後に、卒業生一人一人に卒業証書が手渡され、深い感動の内に卒業式は終わりました。

 

  御礼の言葉(答辞)

 心地よい秋風が、吹き抜ける季節となりました。

本日は、ご来賓の皆様ならびに諸先生方のご臨席のもと、このような立派な卒業式を挙行していただき、卒業生を代表して厚く御礼申し上げます。

私は、自坊の長女として生まれ育ち、大学に入学した際にお得度をさせていただきました。夫とは、大学で出会い、自坊の後を継ぐ決意を持ち、一般の家庭から養子として入寺してくれました。その後お得度を受け、現在は会社勤めをしながら、お寺の法要などがある時には、住職である父を助けてくれています。

数年前のある日、母宛に中仏の通信教育部から同窓会の案内が届き、将来お寺を後継していくために、仕事をしながらでも通信教育で教師資格取得のための勉強ができることを知り、夫婦で話し合い、二人一緒ならお互い励まし合って勉強していけるだろうと、早速専修課程への入学手続きをしました。

スクーリングでは、お寺で育ちながらも、今まで浄土真宗や仏教について深く学ぶことのなかった私がちゃんと学びを吸収できるのか不安でいっぱいでしたが、全国各地から共に学ぶ仲間が集まってこられ、初めて皆さんと出会ったとは思えない程すぐに打ち解け、夜には眠い目をこすりながらも仲間と励まし合いながら遅くまで試験勉強を頑張ることができました。最初は、夫と二人なら大丈夫と思っていたのですが、夫も私も共に学びを深めていく仲間に出会え、入学した当初に比べ、より心強く感じました。

それぞれの学科の講義では、先生方の熱心な授業のおかげで、仏教や浄土真宗に今まで以上に興味が湧き、もっと学びたいという意欲が出てきました。

卒業後は、後継坊守としての役割を果たせるよう、益々学びを深め、お聴聞を重ねていきたいと思います。そして教師教修も、夫婦で共に支え合いながら受けさせていただきたいと思っています。

将来、坊守にならせて頂くこの私も、仕事を持ちながら、無理なく三年間勉強することができ、実りある時間を過ごさせていただきました。私と同じような立場にある方々にも、中仏通信教育部の学びが、浄土真宗のみ教えに出遇う機縁となり、ますますこの学びの輪が広がっていくことを強く念じています。

最後になりましたが、今までお世話になりました諸先生方、共に学ばせていただいた卒業生の皆さまとのご縁を心からよろこび、感謝申し上げ、答辞とさせて頂きます。

二〇一九年(令和元年)十月十七日  卒業生代表 花岡 光恵