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2017年度卒業式開催される(答辞全文)

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10月17日、秋晴れのなか、2017年度の通信教育卒業式が 本願寺聞法会館において行われました。今年度は417名の方がご卒業を迎えられ、 うち126名の方が卒業式に出席されました。

讃仏偈のおつとめの後、北塔光昇学院長より各課代表者へ卒業証書の授与並びに式辞、山下義円(やましたぎえん)本願寺派総務のご祝辞(代読)、引き続き、内藤知康先生、重本英明同窓会長のご祝辞がありました。次に卒業生代表として、北嶋公代(きたじまきみよ)さん(専修課程)が答辞を述べられました。(下にその全文掲載)

最後に、卒業生一人一人に卒業証書が手渡され、深い感動の内に卒業式は終わりました。

  御礼の言葉(答辞)

 本日、阿弥陀さまのご尊前において、ご来賓ご臨席のもと、私たちのためにこのような素晴らしい卒業式を挙行していただき、感謝の気持ちで一杯です。
卒業生一同厚く御礼申し上げます。
私たち卒業生は、日本全国はもとより海外においても、皆それぞれにご縁をいただき、歳に関係なく思いを胸いっぱいに膨らませて、学院に入学したことと思います。
私の場合は、連れ合いが学院の卒業生であったため、同窓会を通して多くのご縁をいただきました。学院に入るお誘いもありましたが、元来、怠け者の私は、なかなかその気にはなりませんでした。しかし、私は三十年前、肺がんのため百日間入院し、結果、片肺となり、肋骨も切除されました。この時、C型肝炎に感染したことが、かなり後になってわかりました。インターフェロンの治療が六ヶ月続き、その後五年間の経過観察の通院でした。治療が終わったとはいえ、毎日寝たり起きたりの状態でした。そのなかで、私の気持ちが少しずつ変わっていきました。
丁度、連れ合いに届いた『法の友』の中に入っていた学院の案内書を見て、すぐ入門課程に申し込み、入学させていただきました。何もかも初めてのことばかりで、テキストは勿論、一度も読んだことがない仏教書を引っ張り出して読み漁りました。五十年ぶりの学びです。レポートを提出した後、私の心は学習課程に、そして、専修課程へと向かい、今、学びの楽しみ、苦しみを乗り越えて、こうして卒業させていただきました。
体調不良の私が、七年間の学習会に殆ど休むことなく、参加でき、学ばせていただいたことは、ご縁をいただいた学院の先生方、先輩講師の方々、そして法友のお蔭です。これまでの私の病は、阿弥陀さまの本願に遇わせていただくためのご縁でしたと慶ばせていただき、いよいよ聞法に努め阿弥陀さまにお任せする日々でありたいとの思いです。
私は、築地本願寺で接遇奉仕活動員の一人として五年になります。これは首都圏にご法義やお念仏の喜びを伝えひろげるための「自信教人信」の活動であります。学院に入っていたからこそ、このような尊いご縁をいただくことが出来ました。
最後に、この様な学びの場を与えてくださり、お導きくださった先生方に、今一度、卒業生一同、心より感謝申し上げますとともに、これからも学院が素晴らしい学びの場であり続けることを念じ上げまして、答辞の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

2018(平成30)年10月17日卒業生代表  北嶋公代