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龍と鳳凰の解説

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大法輪12月号(11月8日発売)に、通信教育の広告を掲載しました。その図柄の龍と鳳凰について解説します。これは、ホームページのトップの図柄と同じです。

 龍も鳳凰も本来は、中国における想像上の動物であり、皇帝や皇后の象徴であります。

 そのようなことから、仏教がインドから中国に伝わる際に、仏教の守護神であったインド神話以来のナーガとガルーダ(迦楼羅 かるら)が、それぞれ龍と鳳凰に当てられて翻訳されてきました。

 龍は、釈尊が誕生された際に守護をしたと伝えられます。

また、鳳凰は悪龍を食べて退治する聖鳥と考えられてきたことにより、仏教では衆生の煩悩を食らう迦楼羅天(かるらてん)として仰がれています。

 親鸞聖人は、「浄土和讃」に、

       南無阿弥陀仏をとなふれば

       難陀(なんだ)・跋難(ばつなん)大竜(だいりゅう)等

       無量の竜神尊敬(そんきょう)し

       よるひるつねにまもるなり

と、他力念仏を喜ぶ人々の守護神として龍を詠まれます。

 また、親鸞聖人が「和国の教主(日本のお釈迦様)」と仰がれた聖徳太子の著述とされる『法華義疏(ほっけぎしょ)』には、「迦樓羅(かるら)は金翅鳥(こんじちょう)と言います。羽と頭が金色であるからです。『海龍王経』には鳳凰と翻訳しています。大威徳迦樓羅王と言われるのは、龍(悪龍である衆生の煩悩)を食べる時に、大威徳があるから、そのように呼ばれるのです」と説明されています。

 なお、この絵は本願寺派正光寺(北海道旭川市)の余間壇壁画に描かれているものです。